コラム
小児歯科ってどんなところ?お子さんが通いたくなる歯科を目指します!
当院では、信頼関係の構築を大切にした診療を心掛けていますので、無理に治療を進めることはありません。
チェアに座る、お口を開ける、といった簡単なことからステップアップして、治療へと進みます。
お子様への思いやりを大切に!
子供と大人の歯の治療は異なるものです。例えば、大人はたとえ歯医者さんが嫌いであってもお口を開けてくれますが、子供はそうはいきません。
無理矢理に治療をしてしまっては、恐怖・不安を煽り、その後の「歯医者嫌い」にも繋がってしまいます。
子供たちは自ら進んで歯医者さんに来るわけではなく、受け身の治療です。そのために、多くの子供たちが恐怖を覚えがちです。
当院では、無理に治療を進めません。不安でいっぱいの子供たちの気持ちに寄り添いながら、少しずつ丁寧に治療を進めていきます。
治療の後はいっぱい褒めてあげてください!
歯科の受診は子供にとって大人が想像する以上に大変なことです。ですから、お子様に一番近い存在であるご家族の皆様に頑張りを認めてもらうことが何よりも大きな支えとなります。
ぜひ、診療後はたくさん褒めてあげてください。
逆に、「歯磨きしないと歯医者さんで怒られるよ」とか、「虫歯になったら注射だよ」などといった、歯医者さんは怖いところだと不安にさせてしまうようなお声掛けは普段から控えると良いでしょう。
子供の歯は虫歯になりやすい?
大人と比べると、子供は虫歯になりやすいのは事実です。
なぜ子供は虫歯になりやすいのかを理解して、正しく対応をすれば多くの虫歯を防ぐことが可能となります。
1. 乳歯の場合、エナメル質が永久歯の半分
「エナメル質」とは、歯の一番外側の層のことです。このエナメル質に穴が空くことで虫歯が発生します。
乳歯のエナメル質の厚さは永久歯のエナメル質の半分ほどしかありません。そのため、穴が空きやすく、かつ進行しやすいのです。
2. 歯磨きがきちんと出来ていない
「正しく磨く」ということが出来ているケースはそう多くはありません。多くの保護者様にとって、仕上げ磨きは慣れない作業です。
しかし、正しく磨けていれば、虫歯のリスクはグッと下がります。出来れば10歳までは保護者様の仕上げ磨きを継続することをお勧めします。
ぜひ年齢に合った仕上げ磨きの方法を歯科医院で教えてもらいましょう。
3. おやつに時間を掛けていませんか?
長い時間を掛けて甘いお菓子などを食べていると、虫歯リスクの高い状態が持続します。
唾液による再石灰化・自浄作用が追いつかなくなり、酸が出続けている状態となってしまいます。
おやつは長くても30分以内に終わらせましょう。
治療の状況をしっかりとご説明します!
当院では、お子様のお口の状態や治療内容、そしてご家庭で気をつけていただく点をお伝えしています。
お子様や保護者の方が正しく歯磨きを行えるように分かりやすくアドバイスをしています。仕上げ磨きについてもしっかりお伝えしていますので、ぜひお役立てください。
成長過程のお子様の乳歯・生えたての永久歯は歯質が弱いために虫歯になりやすいです。
虫歯・歯周病・歯並びで悩まない人生を送るためにも3ヶ月に1回のペースで定期検診に通い、お口の状態をしっかりチェックしていきましょう。
虫歯予防に効果的な予防処置で健康な歯を!
当院では、乳歯が生え始めたばかりの赤ちゃんから安心して受けられるフッ素塗布を行っています。
フッ素塗布には、抵抗力の低いお子様の歯質を強化し、虫歯菌の働きを抑制する効果があります。
もう一つの効果的な予防処置として、樹脂で奥歯の溝を埋めて虫歯のリスクを減らすことが出来るシーラントにも対応しています。
シーラントは、溝を物理的に埋めるために食べ物が入りにくい状態を作ることが出来ます。
通いやすい歯科を目指しています
当院では、小さなお子様連れの方も通いやすいようにキッズスペースを設けています。
絵本やおもちゃを用意してお待ちいたしております。