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コラム

難しい親知らずの抜歯は歯科口腔外科へ。

抜くのが難しい親知らずもあるって本当?まずは歯科口腔外科へ相談を!

親知らずの抜歯と聞くと、ちょっと不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
「痛そう」「時間がかかりそう」「そもそも抜く必要があるの?」といった疑問が浮かぶかもしれません。特に「抜くのが難しい親知らずがある」という話を耳にしたことがある方もいるでしょう。
実はその通りで、親知らずの状態によっては簡単には抜けないケースも存在します。そんなとき頼りになるのが、専門性の高い「歯科口腔外科」です。

この記事では、親知らずの抜歯に関する基礎知識や、難しいケースの見分け方、そして歯科口腔外科への相談の重要性についてお伝えします。

 

親知らずとは?その役割と特徴を知ろう

親知らずはなぜ生えるの?

親知らずは、正式には「第三大臼歯」と呼ばれる歯で、通常18~30歳頃に生えてくることが多いです。人間の顎が小さくなってきた現代では、親知らずがきちんと生えるスペースが不足していることが多く、これがさまざまなトラブルの原因となります。
進化の過程で必要性が薄れたとも言われ、必ずしも全員に生えるわけではありません。

親知らずの位置と種類

親知らずは上下左右に合計4本生える可能性がありますが、その生え方は人によって異なります。まっすぐ生える「垂直位」、斜めに生える「傾斜位」、横に寝てしまう「水平位」など、位置や角度によって抜歯の難易度も変わってきます。
特に、水平位や骨の中に埋まっている「埋伏歯(まいふくし)」は、抜くのが難しいとされる代表的なケースです。

 

親知らずを抜くべきタイミングとは?

抜歯が必要になる主な理由

親知らずを抜くべきかどうかは、その状態によります。
以下のような症状がある場合、抜歯が推奨されることが多いです。

●痛みや腫れ:親知らずが周囲の歯茎を圧迫したり、炎症を起こしたりすると痛みが生じます。

●虫歯や歯周病:奥にあって磨きにくいため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

●隣の歯への影響:親知らずが隣の歯を押してしまい、歯並びが乱れることも。

●嚢胞(のうほう)のリスク:埋まった親知らずが原因で、顎の骨内に嚢胞ができる可能性もあります。

放置するとどうなる?

「痛みがないから」と放置してしまうと、後で大きなトラブルに発展することがあります。例えば、炎症が繰り返し起こる「智歯周囲炎(ちししゅういえん)」や、隣の歯がダメージを受けて抜歯が必要になるケースも。
早めに専門医に相談することで、リスクを最小限に抑えられるでしょう。

 

なぜ抜くのが難しい親知らずがあるのか?

埋まっている親知らずの特徴

親知らずが完全に歯茎や骨の中に埋まっている場合、通常の抜歯では対応できません。こうした「完全埋伏歯」や「半埋伏歯」は、歯茎を切開したり、骨を削ったりする処置が必要になるため、難易度が上がります。
特に、下顎の親知らずは太い神経や血管に近いことが多く、慎重な手術が求められます。

生え方の影響

斜めや横に生えている親知らずも、抜歯が難しい理由の一つです。こうした歯は、周囲の歯や骨に引っかかっていることが多く、単純に引っ張るだけでは抜けません。
場合によっては、歯を分割して少しずつ取り出す技術が必要になります。

年齢と抜歯の難易度

実は、年齢も抜歯の難しさに影響します。若い頃は骨が柔らかく、歯の根が完全に形成されていないため抜きやすい傾向があります。
一方、30代以降になると骨が硬くなり、根がしっかり固定されるため、手術が複雑になることがあります。

 

歯科口腔外科とは?一般歯科との違い

専門的な知識と技術を持つ診療科

歯科口腔外科は、歯や口の中だけでなく、顎や顔面に関する疾患を幅広く扱う診療科です。親知らずの抜歯はもちろん、顎関節症や口腔内の腫瘍、外傷の治療など、一般歯科では対応が難しい症例を専門的に診ています。
特に、難しい親知らずの抜歯では、外科的な処置や全身管理の知識が求められるため、歯科口腔外科の医師が適任です。

設備と連携の強み

歯科口腔外科を標榜する医院では、CTスキャンなどの先進的な検査機器を備えていることが多く、親知らずの位置や神経との関係を正確に把握できます。
また、必要に応じて全身麻酔を施したり、大学病院と連携したりする体制が整っているのも特徴です。

 

抜歯をスムーズにするために知っておきたいこと

事前の検査が重要

難しい親知らずの抜歯では、レントゲンやCTを使った精密検査が欠かせません。これにより、歯の向きや深さ、神経との距離を把握し、安全な手術計画を立てられます。
歯科口腔外科では、こうした検査を丁寧に行い、リスクを最小限に抑える努力をしています。

手術後のケアのポイント

抜歯後は、腫れや痛みが数日続くことがありますが、正しいケアで回復が早まります。例えば…

●安静にする:手術当日は激しい運動を避けましょう。

●冷やす:腫れが気になる場合は、頬を冷やすと効果的です。

●指示を守る:医師から出される抗生剤や痛み止めをきちんと服用してください。

●何か異変を感じたら、すぐに連絡を取ることも大切です。

 

まずは歯科口腔外科へ相談を!

早めの受診が安心への第一歩

「親知らずが気になるけど、どうしたらいいかわからない」という方は、まず歯科口腔外科を受診することをおすすめします。
痛みがなくても、定期検診で親知らずの状態をチェックしておけば、将来のトラブルを防げるかもしれません。特に、抜くのが難しいケースでは、専門医の判断が重要です。

自分に合った医院を選ぶには?

歯科口腔外科を選ぶ際は、医師の経験や実績、設備の充実度をチェックするとよいでしょう。口コミやホームページで情報を集めたり、初診で相談してみたりするのも一つの方法です。
親知らずの抜歯は不安がつきものですが、信頼できる専門医に任せれば安心感が違います。

 

最後に

親知らずの抜歯は、ケースによって簡単なものから高度な技術を要するものまでさまざまです。特に「抜くのが難しい」と言われる親知らずは、放置せず早めに専門家に相談することが肝心です。

八女市にお住まいで、親知らずについて相談できる歯医者をお探しの方は、ぜひ『いいだ歯科・口腔外科クリニック』にお越しください。あなたの状態に合わせた最適な治療をご提案します。

 

いいだ歯科・口腔外科クリニック

福岡県八女市の『いいだ歯科・口腔外科クリニック』は、患者さま一人ひとりの気持ちに寄り添い、むし歯や歯周病の治療から口腔外科疾患、ホワイトニング、マウスピース矯正まで、多様な診療でサポートしています。

最新設備と高い技術を活かし、安心・安全な医療を提供。地域のかかりつけ医として、経験豊富な歯科口腔外科医がお口の健康を守ります。お悩みがあれば、気軽にご相談ください。


【医院名】いいだ歯科・口腔外科クリニック
【住所】〒834-0005 福岡県八女市大島31-1
【電話番号】0943-24-0008
【診療時間】
 月・火・水・金:9:00~12:30/14:30~19:00
    土   :9:00~12:30/13:30~17:00
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